こんにちは。
少し間があいてしまいました。
バレンタインとは特に縁もなく過ぎていきましたが、
なぜかチョコを食べる量だけここ最近急に増えて着実に身を肥やしていますが
今日は、関係ないようで関係あるような木のお話。
先日木曽平沢にある木材屋さんにて、
お客様からご注文いただいた特注の花台の木地探しにいってまいりました。
長年続いている工場は木の芳しい匂いでいっぱいでした
安全第一ッ!!
職人さんの魂が宿った仕事道具たち
先方の社長とうちの池田が真剣に打ち合わせをし
後日、完成した花台
拭き漆がかかっていて、つやつやして凄くきれいです。
通常よりも多く塗り重ねることで、ツヤを出しています。
地道なことですが、積み重ねることが、輝くためには一番の近道なんですよね。
これのもっともっと大きくなったバージョンのバーカウンターのような一枚板も漆塗中。
もうここまで大きいものだと、綺麗とかの言葉ではもったいない。
荘厳だとか耽美っていうすごそうな言葉が(よくわからないけど)似合いますね。
日々、木と触れていると、なんだかとても自分がちっぽけに思えてきます。
毎年毎年、年輪を重ねて、太く強く育っていって一つの形をつくっていくのをみて
はたして自分はどれだけ、成長できてるのかなあなんて。
(身だけはしっかり成長してますが…)
しっかりとした芯(ポリシー)や根っこ(ルーツ)をもつことがどれだけ大切か
思い知らされるのです。
これからもまだまだ知らない事がたくさんある、木と漆の世界を
少しずつでも学び、感じながらいろんなことをお伝えしていけたらと思っています。
阿久津